道東へ鳥友たちと遠征した。
冬期は久し振りだった。
遠征時は,
いつもなら,7DⅡに600mmと100-400mm。
今回から,遠征用に購入した200-800mmだけ。
それに,R7と一番軽い三脚。
レンズが小型軽量で大助かりだった。

今回,第1の目当てはシマフクロウだった。
もちろん,初見になる。
ちょっと興ざめの環境ではあったけれど,
必ず見られるのが売りなので,我慢。

午後5時から,待機開始。
部屋の電気をみんな消して,
じっと見つめる,じっと待つ。
しかし,待てども待てどもやって来ない。
その内に暴風雪になり,一向に止む気配がない。
心配,不安,睡魔,・・・諦め。
午前1時に,とうとうダウン。
目が覚めたのは,午前4時半。
複数回出現すると聞いたのに,
今回は駄目だったな,と思い始めた時に,
突然の出現だった。
待ち焦がれたシマフクロウがついにやって来た!!

いけすの中の餌をじっと見つめる。
860A0187

狙い定めて,いけすの中に。
860A0213

860A0229

左足でしっかりと捕獲。
860A0232

ご馳走だ。
(なんと,黄色の標識がついていた!)
860A0245

ちょっと休息して周囲を警戒。
860A0264

再度の飛び込み。
860A0296

見事な翼だった。
860A0297

860A0311

2匹目のご馳走。
860A0347

食べ終わると,
少しだけこちらを睨んでいたが,
あっという間に川上の方へ飛び去っていった。
この夜は,
たった1度,ほんの数分間の出現だった。
860A0320

宿のすぐ前の谷川の中州に,
小さないけすが作ってあり,
その中に,宿の主人が魚を放流するのだった。
そこにやって来るのを,
自分の部屋から居ながらにして撮影できるのだった。

かなり近いので,超望遠レンズではうまく撮影できない。
100mmから400mm位で,
左右から照明してあるとはいっても,
できるだけ明るいレンズが良いと思う。
持参の200-800mmは,F6.3なので,
TV 1/100~1/200
ISO 5000~16000
焦点距離 200mm
といった感じでRAWで撮影し,色温度と明度を調整した。
秒間10枚で連写したら,
ブラックアウトしたコマが多数発生してしまった。

とにもかくにも撮影できたので,万々歳だった。