今年の春は,普通の干潟だったが,
人出だけは,ビックリするほど多かった。
はるばる中国,四国,関西,関東,からの車を見て,
いらぬ心配をしてしまった。

シギ・チのきれいな繁殖羽を見ることができた。
一番派手だったのは,オオソリハシシギ
全身真っ赤といった趣だ。
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メダイチドリも目立っていた。
なんとなくダルマを思わせる顔つきは,お気に入りだ。
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オオメダイチドリもメダイチドリに混じっていた。
メダイチドリによく似ているが,
体が若干大きく,嘴は明らかにでかいし,足の色も違う。
メダイチドリみたいな派手な赤色にはならなくて,
淡い朱色といった感じのようだ。
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沢山いたトウネンも赤い顔をしていた。
トウネンの群れを割に真剣に探したけれど,
あの珍鳥を見つけきれなかった。
誰か見つけたのだろうか?
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赤いベレーのウズラシギもやって来た。
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いつも数羽しか見たことがないキョウジョシギが10羽くらいやって来ていた。
(きちんと数を数える習慣がない・・・)
いつ見ても奇っ怪なご面相だ。
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正面顔は,その最たるもの。
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ダイサギの飾り羽は,
まるでレースでも身に纏ったようで豪華だった。
目元の青がアクセント。
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昨日今日と干潟に出かけたけれど,
人出の多さと,地元の少なさに驚いた。
そして,おしゃべりの多さにも驚いた。
ずっと話をしながら鳥見をしている。
それも,かなりでかい声で。
真剣に観察している耳にはうるさかった。
鳥が逃げるだろうとか,他人に迷惑だとか感じないのだろうか。