地元で初めてのトラフズクだった。
かなり以前には,地元の公園に長いこと滞在して,
ビックリするほど近かったと聞いたけれど,
鳥見を始めてからは,他県で見るばかり。
それも,遠くてグチャグチャの茂みの中ばかり。
目をこらして探さないと,発見できないような個体。

地元のトラフズクは近かった。
肉眼でも,はっきりと見える場所。
腹の虎斑もよく見える。
ちょっと人間みたいな目をしている。
猛禽らしい爪で,がっしりと枝を握っている。

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左目の方から日光が当たるので,まぶしいのだろうか。
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ちょっとウインク。
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2日後に行ってみると,同じ場所に同じようにとまっていた。
じっととまったままでいたわけではないだろうけれど,
本当に不思議だった。
顔つきを比べると,なんだか別の個体にも見えるけれど・・・,
気のせいだよね。
ぱっちりと開いた目で,こっちを見ているようだ。
それにしても,羽角は,どう見ても耳にしか見えない。
飾りとは思えないくらい耳にそっくりだ。
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やっぱり左目がまぶしいのだろうかな。
ちょっと怖い目付きになった。
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更に3日後に行ったら,姿が見えなかった。
北へ帰ったのか,どこかに潜っているのだろうか。
地元で,近い距離で,姿がはっきりと見えたトラフズクだった。