出水に出かけたときの記事と,
その後見た鳥との記事がごちゃ混ぜになってしまっている。
ツルの画像を点検している間に,次の鳥見に出かけたりしているので,
なかなか出水の探鳥記が終わらない。

と言うわけで,アネハヅル
ナベヅルの集団を見ているときに,
ほんの一瞬,あの黒い首を垣間見て,運良くゲットした。
遠くて,体の一部分だけなので,お話にならない。
それから,待つこと探すこと・・・。
一斉に首を伸ばす瞬間を待って,とにかくのシャッターを切ったり,
1羽1羽,しらみつぶしに観察したり,
頑張ること,なんと3時間。
とうとう,二度と見つけられなかったときの,貴重な(?)1枚。
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あちらこちらと探し回り,
堤防の上からナベヅルの集団を見ていたとき,
ついに,アネハヅルが混じっているのを見つけた。
ナベヅルより小さくて灰白色の体。
黒い頭に赤い目,目の後方の白い飾り羽が目印。
また,黒い喉から長く下がった黒い飾り羽がきれいだ。
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正面から見ると顔から喉・首にかけて黒い。
これは,探すときの目印。
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広げた羽は,ナベヅルと変わらないくらいの長さ。
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ナベヅルたちと同じように,地面に落ちた稲などを啄んでいた。
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ナベヅルとのいさかいが始まった。
羽を広げて威嚇し合う。
まさしく異種格闘技(?)
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互いに嘴を広げて頑張ったけれど,
取っ組み合いなどにはならなかった。
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たった1羽しかやって来ていないアネハヅル。
探し出すのは,なかなか大変だった。
ナベヅルとは全く違う容姿をしているので,
簡単に見つかりそうだけれど,
すぐにナベヅルに紛れ込んでしまい,なぜか見つからなくなってしまう。
運にも恵まれないと駄目だ,ということが分かった1日だった。
首と目が,ひどく疲れた1日だった。