早朝は、小雪がちらほらの1℃。
今日の観察会は寒かった。
だから、潮の関係で珍しく平日実施だったこともあり、
参加者は、ごく少数だと思っていたら、
20人を超える盛況だった。
それに、近くの小学生が団体で干潟観察に来るわ、
例の探鳥ツアー会社は大型バス2台でやって来るわで、
大賑わいだった。
(前回の大潮時と同じく、モンゴルでお世話になったNさんに会った。)

東与賀干潟の名物、ツクシガモが1000羽以上やってきていた。
波打ち際で盛んにエサ取り。
tukusi





これまた東与賀干潟名物の、ズグロカモメが1000羽以上、
見事に頭白になって、飛び回っていた。
これだけの群れでやって来るのだから、
アメリカなども交じってないかと、いつも思うのだけれど・・・。
zuguro




地味色のオオハシシギが、珍しくじっとしていた。
普段は、盛んに嘴を水に突っ込んで動き回っているのだが、
寒くて、凍えていたかもしれない・・・?
ダイゼンが周りにいた。
ohasi




この時期、ミヤコドリの黒は、よく目立つ。
たった1羽だけ見かけた。
ニンジン嘴もよく目立っていた。
miyako




今日は見かけないと思っていたら、
ダイゼンの群れに紛れていたオオソリハシシギ
osori





泥の色に紛れるように目立たなくなっていた、アオアシシギ
寒さに負けずに歩き回っていた。
ao




カメラを向けた瞬間に飛んで行って、
オレンジ色の足とお尻を見せてくれたアカアシシギ
aka




アカアシシギによく似ている、ツルシギもいた。
鶴みたいに細長い嘴は、先っぽがちょっとだけ下に曲がっている。
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お決まりの、頭掻き。
どの鳥もよくやる仕草だ。
うっとりとしているように閉じた目。
よほど気持ち良いのだろうな。
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ダイシャクシギの集団に囲まれるようにして並んでいた
ミヤコドリツクシガモのツーショット。
嘴の色はよく似ている。
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この日、ほかに見たシギ・チ。
シロチドリ、メダイチドリ、ハマシギ、ソリハシシギ、
ダイシャクシギ、チュウシャクシギ
(コオバシギもいたらしい)

他に、クロツラヘラサギ、セグロカモメ、ユリカモメ
沖合には、オナガガモ、マガモ、ハシビロガモetc.

以上でした。

寒くて冷たくて、涙が出るし、マスクがいろんな水で湿って来るし、
色々と大変でした。