近頃,蓮田の様子を見ていなかったので,
偵察に出かけた。
ほとんどの蓮田は観察不可だった。
なにしろ背丈より高いほどの蓮。
何がいても見えない。
探し回ってようやく見つけた。
レンコンを収穫し終わった蓮田だ。
ヒバリシギの群れがいた。
すらりとした体型,きれいな眉斑。
中趾がかなり長いはずだけれど,よく分からない。
背中には白いV字模様。
黄色い足。
さかんに歩き回って,泥の中の餌を探していた。
昆虫(?)を捕まえた。
アブの仲間ようにも見えるけれど,
水中にいるわけはないし,なんだろう・・・?
ヒバリシギの群れに1羽だけトウネンが混じっていた。
冬羽へ換羽中の個体か?
溝の中で餌を探している鳥を見つけた。
ムクドリの仲間だとは分かったけれど,
見たことがない姿だったので,
とにかくしっかり撮影した。
珍鳥かも,と期待したりして辺りを探すと,
似たようなのが数羽いた。
車で近寄ったら逃げ出した。
逃げる時の声で判明した。
あの騒がしい声。
なんだ,ムクドリの幼鳥だ。
あちこちにいる鳥だけれど,初めてのご対面だった。
成鳥とは随分姿が違うんだなあ。
レンコン栽培の蓮田では,なぜか花をあまり見ない。
たまに咲いても白い花がほとんど。
だから,ピンクの花を見つけると嬉しくなる。
一面の緑の中では特に色が映える。
この他に,セイタカシギ,タカブシギ,バンなどを見たけれど,
レンコン掘りが始まるまで,
蓮が生い茂った状態はしばらく続くようだ。
ヒバリシギ
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