2月26日 その2

 公園の池で、キャーツグロ(佐賀弁)=カイツブリが産卵をして、暖めている。昨年も、産卵から子育てを成功させた。
 見守っているAさん夫妻の話によると、この日に2個目の産卵をして、それを目撃したそうだ。
 巣は、池の上にごちゃごちゃと被さった木の枝の中に隠れるようにして、水上に作られている。だから、注意深く見ないと、よく分からない。
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 場所を変えると、ちょっとは見やすくなる。楠の葉も巣材にしている。
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 「疲れたろう?替わってやろうか?」と、優しい連れあい。 
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 「うん、お願いね。どっこいしょっと。」 おなかのくぼみは、卵の跡かな?
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 「さあ、どいた、どいた。」
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 「良く暖まるように、我が家を修理しなくては。」
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 「こっちも、きちんとしよう。」 キャーツグロは、働き者だ。
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 この池は、安心して過ごせるようで、キャーツグロの上の方の茂みでは、コサギがくつろいでいた。
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 ホシゴイ(ゴイサギ幼鳥)も、その近くに2羽。
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 ホシゴイの製造責任者らしいゴイサギは、なぜだか申し訳なさそうな風情で。
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 今年も、この池でキャーツグロの卵が無事にかえって、うまく巣立ってくれることを願っています。