9月19日

 今日は、「日本野鳥の会佐賀」の自然観察会だった。初めて登る山だった。薄曇りだったけれども、汗、汗、汗だった。一緒に上った小学1年生(!)の男の子が、けろっとしているのには、悔しい思いをさせられた。

 さて、山は秋の装いだった。秋の七草も、萩、尾花、葛、女郎花、藤袴までは、観察できた。
 特に、ヤマハギは、どこかの句にあったように、豪華に「咲きこぼれ」ていた。
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 トリカブトもあった。きれいだ、怖そうだ。

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 見事に、3本そろい踏み。なんだか、人の顔にも。

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 見落としそうに小さく可憐な、キュウシュウコゴメグサ。

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 頂上付近では、マツムシソウのブルーが印象的だった。クマザサの緑の中にあってよく目立った。

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 マツムシソウは、園芸種を見たことはあったが、野生のものは初めて見た。派手ではないが、立派に美しく咲いていた。

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 ツルニンジンの根は、薬草になるという話だった。つぼみは、フウセンカズラの実にどこか似ている。

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 派手な紫の、ノササゲ。作物のササゲとはちょっと違うかな。でもやっぱり、豆類だ。

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 ツマグロヒョウモンが、ノアザミ(調べたが、正しい名前は不明)の蜜をごちそうになっていた。

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 以前は、山野草にこっていた時期があったが、最近では久しぶりの撮影行だった。やはり、植物を見ていると、ほっとするところがある。
  今日は、望遠レンズのエクササイズ(?)がなかったので、割と無事に麓にたどり着けた。でも、ふくらはぎは心配だ。前に痛めたのがやっと治ったのに。