オシドリのオスは,いつ見てもすごい。
何であんなにカラフルなのだろう。
目立ちすぎて危険なのじゃないかと思うけど・・・。

樫の木に囲まれた山中の小さな池で,オシドリを見た。
一体何色で着飾っているのだろう?
オシドリの♂
背面から突き出したような羽を銀杏羽と言うのだけど,
イチョウの葉を思い浮かべながらうまく見ないと銀杏羽には見えない。
色も違うし。
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鴛鴦の契りというのを信じていたのだけど・・・。
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♂と♀で,こんなにも違う。
まるっきり違う。
どうやら翼鏡だけは同じ色のようだ。
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♂が,頸を伸ばすと冠羽と頬の飾り羽の豪華さがよく分かる。
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前から見るとこんな感じ。
嘴爪の白がよく目立つ。
隣にいるのは,マガモの♀。
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頸を縮めると,
何やら総髪の浪人のように思えるのは自分だけかな?
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後ろから見ても,誠にカラフルと言うか奇妙と言うか・・・。
翼鏡だけは♀と同じ色。
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背中から突き出たような二枚の銀杏羽(三列風切)が,
飛ぶときにはうまく平らになるのだからよくできたものだ。
オシドリのオスは,何色で着飾っているのだろう?