最初に繁殖を見たのは,
10年ほど前に,地元の町なかでだった。
何で,こんなに人通りの多いところに・・・,
と思ったことを思い出す。

最近は繁殖地どころか,
ササゴイそのものを見ることがないので,
人に尋ねたりして探しているところだった。
そんな中,鳥友から教えて貰ったのは,
またまたビックリするように車の通る場所だった。
街路樹に営巣して,巣立ちを迎えた頃だった。

餌やりに来たらしいササゴイの親が,
木の葉に見え隠れしていたけれど,
久し振りの笹模様。
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笹模様をのぞくと,ゴイサギによく似ている。
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枯れ枝で作った巣があちこちにあった。
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これは巣から出てきて間もない幼鳥のようだ。
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至近距離にいたササゴイ幼鳥。
ホシゴイによく似ている。
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やっぱり,正面顔は面白い。
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木登りの練習中。
飛び出すには,枝先の高い所が良い場所だ。
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10mほど離れた電線までやって来たササゴイの親子。
ようやく飛ぶことができた。
餌をねだってるのかも。
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飛べない幼鳥は,落ちることもある。
上を見て,親を探していた。
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オロオロと歩き回ったあげくに,こちらへ近づいてきた。
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ようやく,枝の上によじ登った。
と言っても,道路脇の植え込みの上だった。
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信号機があり,大規模店舗の駐車場があり,
自動車や人がひっきりなしに通る場所で子育て。
カラスなどの襲撃を防ぐためなんだろうか。
それに,真下を通る人たちは,ほとんど誰も注意を払わない。
このこともササゴイにとっては良いことなんだろう。